2014年08月16日

かさこ塾受講記その4・最終回は次への始まり

全4回のかさこ塾も、
いっぱいの宿題をこなしていくうち、気がつけば早くも最終日。



最終回には、塾生ひとりひとりが、全員の前でプレゼンをする(制限時間は3分)、
という、これまた難易度の高い課題が。



3分。



紅茶を淹れるにも、OPなら足りないぐらいの時間。



散々悩んだ末、
・紅茶ネタ
・青春18きっぷネタ
の2種類を用意して、
その場の空気で、どちらを話すか決めようかと、
それぞれのネタの小道具も持って行きました。
(↑ここ、盛大にツッコむとこやから)




結局、紅茶ネタのお話をしたのですが、
C・H・Aをそれぞれ頭文字とする単語の話の出典は、
私が師と仰ぐ紅茶研究家、堀江俊樹氏の著書「ティープリーズ(南船北馬舎)」であることをここに追記いたします。
(もっとも上記の本の中には、
そのエピソードについては「茶の世界史(中公新書)」の著者・角山栄氏の言であると書かれてます。
大切な話は語り継がれてゆく、ということなのかも知れません)




さらにフィードバックということで、
プレゼン後、全員がアドバイスを紙に書いて渡す、というのもあり、
これがまた、後々読み返すと、宝になるなあ、と思う次第です。
(今また読み返してみた。めっちゃ褒めて頂いてる反面、
私自身が弱いのはどこか、ってこともめっちゃアドバイス頂いてありがたい限り)





せっかくなので、この一ヶ月間、
共に学び、宿題に悩んだ、同期のみなさまのブログを、
(私のリンクパネルも兼ねて)ここでご紹介したいと思います。


カフェ好きデザイナーのカフェめぐり&デザインのヒント
http://utatanecafe.gjgd.net/
*個人名刺作りに悩んだらぜひ、こだまあいさんへ♪


鉄スクーターBum!
http://trinda450.blogspot.jp/
*「鉄スクーター」という括り、初めて知りました!


赤城高原移住日記
http://akagikougen.blog.jp/
*プレゼンでは素敵な移住計画を語ってくださいました♪


フラワーデザイナーKazukoのお花deパリライフ
http://ameblo.jp/chocolat4649/
*かさこ塾二期生の妹さんと共にセレクトショップを営んでらっしゃいます♪


ISLAND TRIP
http://www.islandtrip.jp/
*何と、東京都の人が普通に行ける島は全て行かれたとの事!


ニッポンの伝統芸能と工芸品を紹介するブログ
http://ameblo.jp/mari23-01/
*プレゼンではブログの三味線の皮張りの動画を見せていただきました!


フォトライター遊こりんのファッション×バックパッカー×半農半X
http://ameblo.jp/scrapbu/
*農業バイトへ行かれたため後半はご一緒できませんでしたが、ブログ更新はすごいマメ!


声優 柳よしひこ が考える、教育と癒しのヒント
http://d.hatena.ne.jp/nagi_voice/
*初回の自己紹介から「プロの話し手さんだ」と思いましたが、プレゼンのボイスサンプルはすごかったです!


ココロとカラダは大事な相方 アーユルヴェーダ案内人・くれはるのブログ
http://kureharizm.exblog.jp/
*お話ききながら、アーユルヴェーダへのハードルが良い意味で下がりました!


忍作家クジメのニッポン裏事情セキララブログ
http://ameblo.jp/nipponsekirara/
*くーちゃん、引き出したくさんあるけど…「ニンジャサイズ」が只今アマゾンでセール中!


良基式ひとり事務所の経営日報
http://ryoki-blog.net/
*「アタック25」出演エピソード縛りのプレゼンも華麗でした!


花と緑のフォトライター 宮野真有の「植物時間」
http://miya-mayu.sakura.ne.jp/plantstime/
*ミニバラのエピソードの「紙芝居」プレゼンが印象深かったです♪


A's World ~旅と山と音楽と~
http://bossaya.exblog.jp/
*私が超インドア派なので、山のブログがとてもエキサイティングに感じます♪


フォトライターばばっちの関東日帰り旅行ブログ
http://babacchibl.exblog.jp/
*関東の人は、休日のお出かけ先に迷ったらこのブログ見たらよいと思う☆


旅人生活(タビビトライフ)no tabi, no life
http://d.hatena.ne.jp/tabibito-life/
*旅だけでなくワインもお詳しい方です!


山と海と一日一笑
http://kassi-longivy.seesaa.net/
*野菜好きの私としては、ブログの更新を楽しみにしてます♪


子育てママの楽しく生きるヒント
http://ameblo.jp/yoko--yamaguchi/
*私とあまりお年は変わらないけど、とてもパワフルな方です♪





…あ、私が今回改めて整えたブログはこれね↓

TEASPOT 紅茶雑記~ティータイムのある日常~
http://blog.livedoor.jp/lapsang1239/







8月12日が第三期の最終回でしたが、
一期生・二期生の方々ともいっしょになって、
今後、かさこ塾生での自主企画など、面白そうな動きもいくつかあるようです。

これで終わり、ではなくて、
より楽しそうな未来の始まり、なのだなあ、きっと。






さて。
長々とかさこ塾について書き連ねてきましたが、
これを読んで「自分も行きたかったっす!」
と思われた方へ。



朗報です!



かさこ塾、第四期、開講決定してますよ!



http://kasakoblog.exblog.jp/22285397/



既に申込も始まってますので、
気になる方は、サンクチュアリ出版のイベントページ
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=739
をぜひ、見てみてくださいね。



(その5はないんだけれど、番外編があります)
posted by やすえ at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

かさこ塾受講記その3・宿題がいっぱい

さてさて。




かさこさんのブログの読者の方だと、
かさこ塾=宿題がいっぱい出る、
みたいなイメージ持ってらっしゃる方は多いと思います。




その通りでした!




でも、
そんなに突拍子もないような内容ではなく、
かさこさんのブログの読者の方なら、
ある程度、宿題の内容の予測は付くんじゃなかろうか、とも思います。




以前、セルフブランディング術の講演の時に、
かさこ流セルフブランディング術11ヶ条
についてのひとつひとつの解説がありましたが、
(項目については、上記リンク先参照)
かさこ塾での宿題の多くは、この11ヶ条のいくつかを実践するというもの。



実はこれ、やる気があれば、ひとりでも取り掛かれることばかり。



私自身は、かさこ塾へ行く前の段階で、
1、5、6、7、8、10は(完成度は置いといて)既に一通り実践していたし、
(何ならかつて、11も実践してた。同人誌だけど、10冊以上は作ってる)
2、3、4については、試行錯誤しながら作成を試みていましたが、
作るだけ作って、客観視できていない、というのが大きな課題でした。



かさこ塾の大きなメリットは、実践したものに対してのフィードバックがあること。

実際、宿題を仕上げてメールを送れば、褒め7割、ダメ出し…いや改善案3割ぐらいで、
それもものすごい速さでレスポンスが返ってきます。
(かさこさんのメールが、タイミングによってはチャット並のレスポンスなのは知る人ぞ知る話)



そして、宿題で作った名刺を、塾生同志で交換したり、
作成したブログをSNSにもアップしたりすることで、
かさこさんだけでなく、塾生みんなの客観的な視点で見てもらえるので、
私が感じていた、客観性についての部分が、良い具合にクリアになってくるのでした。





そして、4週間で出された数々の宿題の中で、
多くの塾生の方にとって、難易度が高かったのが、
「ブログを毎日更新」
だったようです。

かさこさん曰く、
最初のうちは、みなさん課題提出メールが早かったのに、
ブログ毎日更新の宿題が出た途端、メールがなかなか来なくなった、と。
(…すいません私は最初から課題提出メールが常に締切ギリギリでした…)



ブログについては、私自身、今回の受講で何とかしたかったところ。

いちばん長く続けているのはこの「食いしん坊日記」ですが、
最初の数年こそ、ネット上で自分の考えを綴ることができるのが嬉しくてものすごい勢いで更新していたのに、
mixiにハマってからは、ついついmixi日記にシフトしてしまい、
さらにtwitterにハマってからは、短文postの手軽さに流されて、
現状としては、諸般の事情でアカウントを取りたかったアメブロでだらだらとお気楽な内容で気紛れに更新し、
こちらのブログはここ何年かは、数ヶ月に一回ぐらいしか更新せず放置という体たらく。



今回の課題のひとつであるブログを作成して更新するに当たって、
・このブログで実践
・アメブロで実践
・全く新しく作る
という選択肢が考えられましたが、結果、この3つからは選ばないことにしました。




それは、
10年前に「食いしん坊日記」を始めたものの、
途中でseesaaブログへ引越しをしたため、
アカウントもURLもあるけれど放置状態の、
言わば「食いしん坊日記跡地」とも言える、ライブドアブログが宙に浮いていて、

TEASPOTを立ち上げたとき、
紅茶のネタを書くブログを、この空きURLを利用して書こうとしたのですが、
何度かチャレンジするも、結局書き続けることができなくて、
放ったらかしになっていたので、

迷ったけれど「何度目かの正直」で、
ライブドアブログで、紅茶についてを書いていくことを決心。

宿題に先駆けて、
人生何度目かの「最初の投稿」をして、
携帯からもアップできるように何とか体裁を整えて、
7月29日以降、(今のところ)毎日更新をキープしてます。



今回書き始めて、すごく不思議なのは、
今まであれだけ何回も、紅茶ブログに挑戦しては、
書けなくなって挫折、を繰り返していたのが、
今回、毎日更新を頑張っているうちに、
するすると水が流れるように書けるようになってきたこと。
書くのはそれなりに大変だけど、書いてて楽しいのです。

どの時間帯に更新するとアクセスが上がるかが分かってきたので、
生活習慣の見直しを同時に行ったのもあるのでしょうけど、
小手先のテクニック云々より、「毎日更新」を習慣づけることの方がアクセスアップには効く、
ということも体感しました。


何てったって、
日常生活の至る所に、紅茶のネタを見出そうとするようになりました(笑)
(ブログのサブタイトルが「ティータイムのある日常」ですからね。名は体を現してゆく)



現時点でのブログのアクセスはほぼSNS経由で、検索からは殆どなく、
今のところ、直接的なお仕事に繋がるのかは未知数ですが、
少なくない方が定期的に読みに来て下さっているということは、
客観的にみて面白かったり、役に立っていたりするのかな、
するといいなあ、とは思います。




私の中での懸念だった部分が、かなりクリアになってきたところで、
かさこ塾もいよいよ佳境に!





その4に続く)
posted by やすえ at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

かさこ塾受講記その2・深く深く潜って確かめにゆくのだ、答えは自分の中にある

7月22日。


いよいよ、かさこ塾第三期の開講。



かさこ塾に行きたい!
と思った理由(受講動機)はいくつもありましたが、

・ブログもSNSも既に利用しているが、使いこなせている自信がない
・個々の作業が遅い。が、何が無駄なのかが分かってない
・ブログを複数開設してしまっているけど収集ついてない。どうしよう。
・という点を克服して、「紅茶のひと」であることをもっと掘り下げて行ければ…
・その上で、受講生の方々から何かしらの刺激もいただければ…
というのが主なところ。

(ストーカーではない、と一応言っておく)



そして何より、
かさこさんのブログから垣間見られるかさこ塾の様子が、
とてもエキサイティングで楽しそうに見えてたので、
現在の自分の閉塞的な状況を、もしかしたら変えられるかも知れない、
という風にも思えてました。
4月の東京でのオフ会の時にも、2月に受講された一期生の皆さんが、
各々スタッフとして自主的にきびきびてきぱきと動かれてたのが印象的だった)



さて。

青春18きっぷ利用期間だから行ける!
と小躍りした割には、
様々なスケジュールの都合から、
初回は夜行バスでの往復というオチではありましたが、
久しぶりの東京(厳密には横浜で降りたのだけど)、
日中は、紅茶のお店巡りをしたり、
これとか)
銀座のギャラリーへ行ったり、
(少し前にこの方の講演を聴き、たまたま写真展の期間中だったので)
比較的、駆け足で過ごしたのち、


今まで何度も行ったことのある、会場のサンクチュアリ出版へ向かいましたが、
お約束のように迷子になり、半泣きになりながら辿り着いたら、
実は開始時刻を間違えてて、30分以上早く着いてしまったりなどなどありましたが、
遅刻するよりはずっとましやんね、ということにして。




三期生は全部で18名。
最初に、全員の自己紹介がありましたが、みなさん個性的な方ばかりで、
え、私って、普通に平凡な人でしかない?!
と、他の塾生の方々の自己紹介を聞きながら、だんだん焦りテンパる私。

何をどんな風に話そうか、と頭の中で組み立ててはみたものの、
いざ自分の番になって、緊張のあまり脳内ホワイトアウトしてしまい、
紅茶のことじゃなく、鉄道の話多めな自己紹介になってしまいました…。

(セルフブランディングって…セルフブランディングってー!!!)



そして、
前日のかさこさんのブログを読んで、
一体何をするのだろう…?と思ってましたが、
この日の後半で、大量の白い紙を使ってのワーク。



詳しい内容については、上記のリンク先と被りますので省きますが、
これが私にとっては、冒頭に書いた今回の受講動機から、
深く深く、深層心理へと潜っていく作業で。




実はこの作業が、この4週間を過ごすに当たっての、
とても大事なステップだったのかも知れない、と、
全日程を終えた今、改めて思います。




このブログを書くに当たって、
先程、自分の書いたものを読み返してみたのですが、
この4回で出た、様々な宿題は、
このワークをベースにすると、一本の筋に繋がるのですよね…。




ということで、
初日から、濃い人々とともに、濃い内容の講義を受け、
早速出された次回までの宿題を、さてどうしようか?!と思い悩みつつ、
夜行バスの時間も気になるところだったので、受講後の懇親会もそこそこに、
JR千駄ヶ谷の駅までダッシュする私でした。




その3に続く)
posted by やすえ at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

かさこ塾受講記その1・ストーカーじゃないつもりだったんですが(笑)

東京へ、通ってました。4週連続で。
青春18きっぷと、ムーンライトながらの恩恵を受けまくった夏。


2年前にも、半年ほど月イチで東京へ通って、
ティーインストラクター対象のセミナーを受講しましたが、
今回のは、紅茶関係ではないです。






かさこさんについては、
このブログでも過去に何度となく触れてますので、もう細かい説明は不要ですよね。

http://lapsang.seesaa.net/article/259427791.html
http://lapsang.seesaa.net/article/259441202.html
http://lapsang.seesaa.net/article/313159557.html
http://lapsang.seesaa.net/article/364128612.html
http://lapsang.seesaa.net/article/383811809.html
http://lapsang.seesaa.net/article/386371426.html
(…ストーカーかいっ)




(とは言うものの、私ったら上記以外にも、
東京や名古屋で開催されたかさこオフ会はもとより、
一昨年8月の写真教室やら、
昨年3月のセルフブランディング術やら、
昨年9月に奈良で開催された写真教室にも参加してるうえ、
かさこマガジンの3に広告出稿までしてるので、
もう充分、ストーカー認定されてても仕方ないような気がします・笑)




さて、
かさこさんが、今年の2月から開始されている、
「かさこ塾」
というのがありまして。
http://kasakoblog.exblog.jp/21633632/



…行きたかったわけですよ。
ですが、2月の私は、こちらの企画でいっぱいいっぱいでしたし、
(ある意味とってもパラドクス)
5月に二期目が開講した時は、
精神的にかなーり落ち込んでいたのもあり、
東京までの交通費とか移動時間を捻出できる気力もなく。



(あーあ、青春18きっぷの使える時期に、かさこ塾やってくれはれへんかなー)



とか、勝手なことを妄想しておりました。



ら。





その後も継続しての開催が決定した訳ですが、
7月から始まる三期生のスケジュールが、
何と、全日程、青春18きっぷの利用期間内にすっぽり収まっているじゃあないか!


(…て、5月の時点で三期生のスケジュールは決定してたのに、
上記のことに気づいたのは6月半ばだったというぐらいには間抜けな私でしたが)



これはもう、
行かない理由がなくなってしまった(笑)!
という訳で、
7月後半より、東京へ通う4週間が始まったわけです。



その2に続く)
posted by やすえ at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする

2014年08月05日

はじめのことばとさいごのことば

「おばあちゃんはあんたがお嫁に行くまで、がんばって生きてるからね」





それは、祖母が幼い私に、幾度となく言い続けていたことば。
たぶん、私が明確に覚えている祖母の台詞で、一番古い記憶。





当時、私は4歳ぐらいだったので、
祖母はまだ50代半ばぐらいだったはずなのだけど、
この台詞を言われるたび、私はおばあちゃんがもう数年のうちに死んじゃうぐらいに思えてしまって、
早く大人になってお嫁に行かなきゃ、と思っていた、のだった。





思えばあの頃って、
例えば、「大きくなったら何になりたい?」という問いに対し、
クラスの女子の、確実に何人かは
「はなよめさん!」
って答えるような時代。





特に、大正生まれの祖母からすると、
結婚は大多数の女性の生きる道としての位置づけだったのだろう、
と、大人になってずいぶんたってから、想像できるようになったのだけれど。







無邪気な幼児時代を過ぎ、
成長していく過程の中で、
私は世間に思考上でのみ多くの闘いを挑んでは敗れ、
また、ずいぶんたくさんの莫迦な恋をしては傷ついて、
いつしか、結婚できる年齢をはるかに超えてなお、
気づけば独り身のまま、三十路を迎え。






その間もずっと、祖母は
「おばあちゃんはあんたがお嫁に行くまで、がんばって生きてるからね」
と私に言い続けてきたのだけれど。



いつしか私が世間で言うところの“お年頃”を迎えるころから、
このあとに
「誰かいい人はいないの?」
と付け加えられるようになった。







…これはつらかった。

特に、30代の私は、誰にも言えない、まして結婚など望めない片想いをしていて、
おばあちゃんの願いを叶えることなどできなくて、
そしてそれを説明することもできず、
祖母の家への足も遠のいてしまって。









いつだったか、
多分、中学生くらいの頃だったか。
「おじいちゃんとおばあちゃんは、お見合いなん?それとも恋愛結婚なん?」
と、何の気なしに問うた時。
祖母は
「…そんな昔のことはもう忘れたわ」
と、どこか遠い目をしながら答えた。
その頃の私は、本当に子どもだったので、
(そーかー、もう忘れはったんかー)
と正直に受け止めていたので、それを母に言った時
「そんな大事なこと、忘れる訳あれへんやんか!!!」
と、何故かえらく怒り口調だったのが不思議だったのだが。






だいぶ後になって、祖母が寝たきりになってしまった頃に、
祖母は若いうちから随分と、いや結婚してからも、祖父の浮気に苦労していたことを聞き、
子どもの私は何と残酷なことを問うてしまったのか、と悔やんでも後の祭り。












あれは、今みたいな暑い季節、だったか。





久しぶりに、寝たきりになってしまった祖母を見舞いに行った時。


相変わらず、
「誰かいい人はいないの?」
という祖母の問いに、
申し訳なさそうな笑顔を浮かべながら首を横に振るしかない私に、


祖母は、しばらく考えるように間をおいて。







「結婚、したくなかったら、無理にせんでもええねんで」








この台詞を聞いて。





私は何も言えずに、
その後は、多分軽い世間話的な話をして帰り、



おばあちゃんの人生は、結婚生活は、
いったい、おばあちゃんにとって、何だったんだろう。



ということに思いを馳せながら、
家でそっと泣くしかなくて。







それが、祖母との最後の会話。








祖母が亡くなったあの夏の終わりから、
今年で十三回忌。









おばあちゃん、
結局、お嫁には行かなかったけど、
ウエディングドレスも着てないけど、
こないだ、結婚、しました。
無理にとかじゃないから、安心してね。

おばあちゃんの願いは叶えられなかったけれど、
せめて、自分の信じた道を、悔やまぬように進んでいきます。
posted by やすえ at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする