2013年08月19日

夏がまた終わる


楽しかった夏休み
いつかは終わる時が来る

蝉やトンボを捕まえて
走り回った あの日々も


明日は、お前が私の隣に来てから、
丁度、42年なんだったな
こちらは日々忙し過ぎて、
改めて数えて初めて気づいた


子どもの頃、SF漫画を読みながら、
想像した未来の幾つかは、
本当の現実になってるよ
今、お前がいたら、
さぞかし、面白がってるだろな、と、
こんな時に、ふと思ったり、思わなかったり



お前がいた時間より
いなくなってからの時間の方が、
はるかに長くなってしまっていたね
あと4日で、あの日から26年
忘れられない長い一日を
心潰さぬため思い出さないようにして、
それでも、お前のいたことだけは
忘れずにいようと誓ったことだけ、
それだけは、今も、心に抱いている



また終わる、夏に、寄せて。



------2013年8月15日 「大阪七墓巡り復活プロジェクト2013」に参加して------





詩人・上田假奈代さんの存在を知ったのは、いつ頃だっただろう。
様々な記憶の糸を手繰り寄せると、おそらく2003年の春よりも前だったことは確実なようだ。
大阪市内でたまたま手にしたフリーペーパーで、
自分と同じ生まれ年の人が、詩を作る活動をしている、ということに、
非常に興味はそそられたものの、
その後、いろいろなタイミングを逃し、
直接お会いする機会のないまま10年が過ぎていた。


昨年、ツイッターでたまたま出会って、
今年に入ってから、何かと接点の多い或る方の関わるイベントに参加した際、
初めて、假奈代さんにお会いした。
実は、その少し前に、7年前に同じステージに立った、とある詩人の方のブログで、
假奈代さんについて触れられた下りがあり、
それを読んだ直後の出来事だっただけに、
何か、不思議な巡り合わせを感じずにはいられなかった。


その時にもお伺いした、ひとつの出来事のこと。


あるグループで、詩の朗読をする活動をされていた時、
一人の大学生から「僕、詩人になりたいんです」と相談をされたとの事。
その時の假奈代さんの答えは、
「詩で食べていくのは、ちょっと難しいんじゃないかな?」
だったそうなのだが、
その一週間後、彼は飛び降り自殺で亡くなったそうだ。

假奈代さんはそのことについて、
もっと前向きな答えを言ってあげていれば、そんなことにはならなかったのでは、と、
大変後悔している、と仰っていて。
その話を聞いたとき、
私は、
「いえ、そんなことはないですよ。どうぞ、ご自身を責めないで」
と、咽喉元まで言いかけて、やめた。


何故なら、私自身、少し、似た経験をしているから。



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posted by やすえ at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする